ストーンヘンジ
Stonehenge

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ストーンヘンジへの道は広い草原の中 駐車場入り口
道を渡っても入り口はなかった → 駐車場地下へ ストーンヘンジの敷地へ入れました
緯度が高いせいか昼間でも逆光に 背後に Station Stone があるはずだが気づかなかった
真ん中の柱と梁は周辺のサークルの柱と梁とは別 真ん中の高い柱は高さ6.6m重さ45t 頂きはほぞさしの凸が
周囲には柱と梁のサークル 往時は中心には柱2本と梁の三石塔が5つ
広大な草原のまっただ中にある 往時は梁がサークルを作っていた
歩く道は定められている 中心から見て夏至の日の出の方向にある Heel Stone
橋のような歩道は振動で倒壊を防ぐため?
左回りに360°回りました 夕焼けを背景に見たらもっと荘厳だろうな

ストーンヘンジ
Stonehenge

ラストミステリー

 いよいよ、今回の旅行で最後の目的地となってしまった。ストーンヘンジを最終目的地にしたのは帰途につくヒースロー空港への便が良いからである。

 エヴべリー(Avebury)のストーンサークルとシルベリー・ヒル(Silbury Hill)を観光したのち、A361 A360 を走ってほぼ一本道である。ただ、最後に A360 は南に右折してゾールッズベリ(Salisbury)に向かってしまう。そこを騙されずにそのまま東へ直進しなくてはならない。私達は間違えた。

 さて、駐車場に入って車をとめて、ストーンヘンジの方角へ歩いた。横断するには危険な道を横断してもそこにはフェンスがあって入れない。どこから入るの? よく見れば駐車場の東側に地下があってそこが入り口である。土産物も買えて軽食も食べられる。ここで、入場券を買って、音声ガイドを借りていざ観光に出発する。 この音声ガイド、他と同様に日本語もあって有り難いが、電話の受話器のように常に片手を使って耳に当てなければならない。一眼レフのデジカメで何十枚も写真を撮る私には活用できなかった。

 日本でその歴史を聞かされたり、その光景を写真やTVで見せられたときは、本当に凄いと思った。だが、実際にその場に立つと、期待以上のものは無かった。いや、確かに凄い。3500年以上昔の古代人がこのようなものを建造するなんて並大抵でない。しかし、感動しなければならない・・・この「ねばならない」を意識してしまうと、古代の偉業や芸術の鑑賞は疲れてしまう。自分の感情に素直になって自然に受け止めればよい。

帰途

 さて、ストーンヘンジの観光はあわてることもなく予定通り午後2時で終えた。飛行機出発まで5時間。ロンドンのヒースロー空港までレンタカーで帰ることになる。首都に向かっての運転だが、A303 → M3 は快調に飛ばせた。M25 に入って工事渋滞があったが 40km/h くらいでは流れていた。M4 に入り北側からヒースロー空港へ。空港に突き当たって左折、エイビスレンタカーはターミナルビルと反対側に曲がる。すべて、親切な標識が立っていて間違わなかった。

 レンタカーの返却はサインだけ。忘れ物がないか入念にチェックした。走行距離は 622.3マイル、つまり 996Kmだった。これだけの距離を給油なしに走破できたのだからディーゼル車は凄い。返却時に燃料は給油しなくて良いと借りるときに言われていたのでそのまま返した。ともかく、後半のレンタカーの無事終了。
 愛想の良いバスの運転手さんが我々だけのために空港ロビーまで送ってくれた。バスから見えたがエイビスレンタカーには PORSCHE 911 も置いてあった。いつかは、これで走りたい。いや、イギリスよりもドイツで(笑)。

 ヒースロー空港の免税店で、自分の土産に Highland Park のシングルモルトを買い、フィッシュ&チップスが食べられなかったと三角お目々だった子供達にそれを食べさせ、最後に Guinness の黒ビール生を飲ったが美味しかった。18:55 発の JL422 で帰途についた。


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