ストーンサークル
Stonecircle

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深い堀がある A4361 を南下してこの光景が見えて家族から歓声が
小屋のまわりに羊が寝てた ここがサークルの中心付近 付近のあまりにも広大な畑 相応の肥料の臭いも(笑)
表土流出防止のため芝が回復しない場所には近づくなと 意外と起伏がある
実に壮大 一つ一つの石も大きい
石が無くなった(持ち去られた)場所にはコンクリートが 空から見てみたい
歩いて回って規模を実感した 外観も気のきいたお土産屋さん
世界文化遺産とある 左右ともクリックでドキュメントが読めるようにした
こちらも大草原のなか 鉄器もない時代だったろうに山を作るなんて

ストーンサークルから車で5分くらいだった

戦車の横断注意の標識

説明はこちらを読んで欲しい 左右ともクリックでドキュメントが読めるようにした

ストーンサークル
Stonecircle

ストーンサークルの位置

 このストーンサークルは Swindon という街の南15kmほどのところにある。朝、 ボートン・オンザ・ウォーター(Bourton on the Water)を出発して A429 を下り、A419 で Swindon をかすめ A436 から A4 というコースを通るはずが、間違えて Swindon 市街に入ってしまった。他の場所でも道を迷う最大の原因は ラウンドアバウト(ロータリー)である。左折は間違わないが直進や右折のときは 180° や 270° を回らなければならないが、回っているうちに何度回ったかわからなくなり、あるいは標識文字を読み違えて間違ってしまう。ともかく、 Swindon の市街で渋滞に遭ったり更に迷ったりして時間をロスした。

バースを諦めて・・・

 本来は、このストーンサークルは予定に入っていなかった。お風呂(バス)の語源になったバース(Bath)を観光する予定だった。しかし、街の観光はロンドンとエディンバラで堪能して疲れていたのと、Bath に行ってもお風呂に入るわけでもない。Bath の語源の温泉を観てきたよというくらいのものである。更に、ロンドンと逆方向に行かなくてはならない。この夜7時前の飛行機(国際線)に乗るには無理はできない。そんなこんなでストーンヘンジの前に、ストーンサークルを観ることにした。子供にとっても、ミステリー系のスペシャル番組(眉唾物であるが(笑))が好きだから喜ぶと思った。

事前情報が少ない分だけ感動が大きかった

 さて、迷ったあげく A4361 を南下していて左右に直角カーブが続くので減速すると、いきなりストーンサークルが見えた。家族から歓声が起こった。駐車場を探すが、どうやらストーンサークルの南西にあたる場所しかないようだ。駐車料金は1〜2ポンド程度をナショナル・トラストに寄附する回収箱があった。駐車場からストーンサークルまではかなり遠いと思ったが、それほどでもなかった。むしろストーンサークルの円弧が広大でかなり歩いた。観光の前に土産物屋さんを物色しようとする家内や娘に、「観光が先だっ!」と牽制して観光に出発。

360°石が残っているわけではない

 ストーンサークルの大きさに堀があるが、実際に石が残っているのは西側部分だ。ストーンサークルの真ん中に  A4361 が貫いていて途中左右にカーブしている。そのクランク状のカーブの位置がサークルの中心あたりだ。私達が観光したのは、中心部分と、石がほとんど残っていない南東部分、駐車場に近い南西部分だ。石が残っている北西部部には気づかず観光していない。ともかく、その壮大さに驚き、歩くのにも堪能した。付近は大草原で、北西部分には広大すぎる畑が広がっている。種まき前で肥料の臭いがすごかった(笑)。

鉄器のない時代の人造の山「シルベリー・ヒル」

 まったく、予定はしていなかったが、シルベリー・ヒルの人造の山にも行った。車で5分くらいと近いからである。イギリスには山らしい山が無いから作ったのだろうか。山のある地域から移入した民族が、宗教的理由で山を必要としたのだろうか。どちらにしても、最も早く鉄器時代に入ったとされるヒッタイト帝国ですら紀元前1500年頃。つまり鉄器のないであろう紀元前2400年に標高40mもの山をつくったのだから凄い労力だ。日本の前方後円墳など古墳は既に鉄器があった。

ストーンサークル全景
(西からの空撮と思われる)
背景にシルベリー・ヒルも見える
(北東からの空撮と思われる)

※写真は現地で販売される絵はがきより。著作権に配慮してクリックして表示される高精細写真は入室制限を設けてある。


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