ジョグジャカルタ空港に到着したが田舎の空港である。人口数百万人の都市空港。しかも文化の中心地的な場所である。それなのに、飛行機は着陸後滑走路をUターンし、タラップの階段を降りて、真っ昼間の熱帯の日差しが厳しい中、空港の建物まで100m以上歩かされる。
エグゼクティブクラスの荷物は一番に出て来る。しかし、私の荷物がない。と思っていると、ミスター○○と私を呼ぶ声がした。エグゼクティブクラスと書かれた場所に荷物がすでにおろされている。ポーターが荷物を持とうとしたので、"No
thank you ."と丁重に断った。油断をすると高額なチップを請求されて嫌な思いをすることになる。
出口でボーディングチケットを見せろというので、座席番号の書かれた搭乗券を見せた。違うという。そこで、荷物のクレームタグのことかと思いタグ探したが違うという。それよりも、他の客のボーディングチケットを見せられて、これだ!というがそんな形式のチケットは持っていない。相手の英語も訛りがつよくて正確には聞き取れない。1分ほど何だかんだやっていると、「日本人か?」というスタッフの会話が聞こえたあと「もういいよ」という雰囲気で通してくれた。