ゴルナーグラート
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(Zermatt 2/4) |
9/2 日 晴れ |
ゴルナーグラート Gornergrat (3130m)へ
朝7時に朝食を済ませ、登山鉄道でゴルナーグラートに向かう。日本人だらけである。天気は快晴。一片の雲もない。道中、マターホルンの神々しい姿に感動しながら、無数の写真を撮った。駅を降りたら、山岳ホテルに向かって登っていった。
セントバーナードと記念撮影
途中、セントバーナード犬が二匹ずつ2箇所で記念撮影サービスをしていた。一枚15スイスフランだとか。頼んでみることにした。一回はスイス国旗と日の丸を持っての撮影。2回目は国旗なし。国旗を持っての撮影ははハッキリいって不要だった。富士フイルムのカメラ店が行っているもので、ツェルマット駅前の店にて後で買うことができ、気に入らなければ買わなくても良いとのことであった。
山岳ホテル
さて、ゴルナーグラートの山岳ホテル(クルム・ホテル・ゴルナーグラート Kulm Hotel Gornergrat )は雰囲気が変わっていた。都市のホテルと変わらない雰囲気で、山岳ホテルというイメージは全くない。
夫婦して迷わず、2階のテラスに向かった。セルフサービスで地ビールを2本買い、テラスで家内と乾杯した。外には既に日本人女性3名がいて、「朝からビールですかぁ?」と声をかけられた。ここは、「新婚旅行でスキーしながらビールを思い出の場所なんです。結婚20周年で新婚旅行と同じ場所に来たのです」と説明したら、私達の記念写真を進んで撮って下さった。逆さマッターホルン
小一時間ほどゆっくり景色と雰囲気を楽しみ、新婚旅行当時を回想したのち、東の方(駅の反対側)の尾根に向かって歩き始めた。細い道で、右下はかなりの高度差のある斜面。崖に近い、お酒が入っているせいもあるが、足がすくんで十数メートル進んで引き返した。これも、慣れのもので翌日はもっとすごいところに行くことになる。
ゴルナーグラートを出発して、リッフェルベルク駅 Riffelbelg までのトレッキングをすることにした。19年前スキーをした場所である。ぐんぐん降りていって、やがて逆さマッターホルンで有名な池リッフェルゼー Riffelsee (2757m) まで降りてくる。19年前はスキーに夢中で、というより情報不足でここまで来なかった。
幸運にも、逆さマッターホルンを拝めた。前回やり残したことを達成できた。前回、下調べ不足(というより今ほど情報がなかった)により見られなかった湖に映るマッターホルンと本物のマッターホルンである。あまりにも美しい。しばらく、ここでたたずんで、さらに下の池に行った。ここも、美しかった。完全な鏡面ではなかったが、二つの池とも逆さマッターホルンをみられた。スネガ Sunnegga (2288m) へ
少し時間が余ったので、ツェルマットの町を少し散歩した後、ケーブルカーでスネガ Sunnegga (2288m)まで登った。本当はロートホルンに行こうと考えたが、復路のローブウェイに間に合わないと切符売り場で言われた。ケーブルカーの発車時刻まで5分を切っていた。少し急ぐように言われた。それもそのはず。切符売り場からケーブルカーの乗り場まで長い長いトンネルを歩かなくてはならない。小走りで向かったがハイキングで疲れた足には辛いものがあった。
そういうこともあって、スネガに到着してから歩くのはやめて、マッターホルンを観ながらチョコレートドリンクを飲むだけにした。眼下にはライゼー Leisee という池があり、ここでも逆さマッターホルンが拝めるそうだ。しかし、夕刻近くになるとマッターホルンは逆光になってきれいな写真は撮れない。また、フィンデルン Findeln というネズミ返しの小屋がある集落があると「地球の歩き方」に書いてあったが、ツェルマットの町でも観ることができる。次回(10-20年後)の楽しみにしよう。
【ツェルマットZermatt泊】 (アレックス Hotel Alex)
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