ヘルンリ・ヒュッテ
Hernli Hutte

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(Zermatt 3/4)

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朝日に染まるマッターホルンを狙ったが 曇ってきて断念 朝のツェルマット
バーンホフ通り スキーに向かう少年がたくさんいた それ以外は静か
シュルーマッテン・リフト乗り場 スキーの人が多い ゴンドラ
ゴンドラ内部 途中駅 ゴンドラからの風景
マッターホルンに近づいていく シュバルツゼー Schwarzsee 到着 ゴンドラの駅
シュバルツゼー Schwarzsee からのマッターホルン 奥に小さく見える赤い小屋が目的のヘルンリ・ヒュッテ シュバルツゼー Schwarzsee 付近の様子
飛行機雲? 変な雲 古そうな建物 シュバルツゼー Schwarzsee の山岳ホテル
ドイツ語なので読めない 標識を確認して登山開始 シュバルツゼー Schwarzsee と礼拝堂
朝のまぶしい日光を背にして 間違えてスキー・ゲレンデ?を歩いたが大丈夫だった この種類の高山植物はこれがベストショット
はじめは私を避けていた羊たち 一匹が興味を持って少し近寄ってきた カウベルならぬシープベル?
牧草をはんでいた なかなか順光で撮らしてくれない
一匹が最接近 でも顔が黒くて眼が見えない 私のズボンの臭いを嗅いでいた 羊とマッターホルン
羊の撮影に熱中していたら家内が先に歩いていた こんな怖い場所も何カ所かあった シースルーの階段の下はもちろん崖
こんなところを子供もお年寄りも歩いていた マッターホルンの氷河と雄大な谷 頭を打ちそうだし下手にかがむと落ちそう
文字通り崖っぷちのハイキングコース 十字架が 晴れていれば迷うことはない
雪が降っていたらロープがないと危ないかも ハイキングコースから見る崖 まったくの素人でも何とか登れた
尾根を歩く(両側は崖) マッターホルンに少しずつ近づく 高山植物
マッターホルンに向かって右側の谷 ヒュッテはまだまだ先 モンテローザ
結構たくさんの方が登っている ヒュッテが少し近くなってきた 写真で見るほど難しい道でない
私達は足下をしっかり見ながらゆっくり登る 対して欧米人はこんな道でも歩くのが速い 後で写真を見ると、よくこんな所を歩いたなと思う
日本人はマッターホルン登頂の二人しか合わなかった 来た道を振りかえる ヒュッテももうすぐそこに見えるが・・・
そこからが長い なんとか疲労困憊せずにここまで来られた モンテローザ方向
付近の尾根のアップ 氷河の滝? ヒュッテ入り口の登山者

高山植物

ツェルマットとシュバルツゼー付近の遠景 ツェルマットの望遠写真
ヒュッテ近くからのマッターホルン 山頂のアップ ヒュッテの様子
トマトスープとハイネケンで昼食 ヒュッテのトイレ ヒュッテの裏側
登山家の登りはじめる場所まで行くことにした マッターホルンに向かって左側の尾根と谷 マッターホルン頂上へ向かう道
マッターホルンに向かって右側 ここから登山家は登り始める マリア様
家内もマッターホルンにタッチ 私も 登り口の赤いロープ

登山家 あっという間に見えなくなった

マッターホルンを背にして、ヒュッテの左右の風景 ヒュッテをあとにして下山

下山が怖くないか心配したがハイネケンを飲んでいても大丈夫だった

雄大な風景と高山植物を見ながらのハイキングは何とも言えない

ツェルマット到着初日に来たら怖かったかもしれないが三日目になると慣れていた

高山植物 また羊さんとあった

高山植物

最後の急坂 降りてきました ゴンドラからの風景
石の屋根 ゴンドラのツェルマットの駅 駅舎とレンタルショップ
マッターフィスパ川に降りる道 Zen-Stecken から臨むマッターホルン
 
何の装置? ネズミ返し  

9/3 月 晴れ
3 September 2007


ヘルンリ・ヒュッテ Hernli Hutte 3260m へ

 マッターホルンを遠くから眺めるだけでなく、一番近くに行ける場所。そして、マッターホルン中腹の素人が登れる最高地点。それがヘルンリ・ヒュッテである。

 「地球の歩き方」を見ると技術3体力3とある。登山素人の私たちに登れるかどうか不安であったが、行けるところまで行こうという気持ちで登った。

 ラウターブルネンからミューレンに登るときに道を迷いそうになった経験から、「地球の歩き方」だけではだめだと考えて1/25000の地図を登山前に買った。

 朝、8時20分くらいにゴンドラ乗り場下のエレベーター乗り場に着いてもエレベーターが動いていない。見上げるとゴンドラが止まっている。あれっ運休?。念のため、エレベーター近くの坂を登った。すると、スキーを担いだ数十名がゴンドラ乗り場に並んでいた。どうやら、8時30分からの営業?だったらしい。スキー客はフーリ furi でトロッケナー・シュテーク Trockenaer Steg 方面に乗り換え、私たちはシュバルツゼー Schwarzsee 方面のゴンドラに乗り換えた。

 ゴンドラを降りて思った。どうみても、険しい岩を登らないとヘルンリ・ヒュッテに到達できないように見える。歩き始めは、どうっていうことはなかった。

羊の群れ

途中、リフトの頂上駅付近で羊の群れに出会った。しばらく、羊たちの写真を撮った。杖を置いて、身を低くして、少しずつ少しずつ近づいて、音をさせないようにして写真を撮った。10分くらいすると、近づいても逃げなくなった。むしろ、二匹ほどが向こうの方から迫ってきた。私のズボンの臭いを嗅いでいる。羊といっても角があるので、大丈夫かなと思った。しばらくすると、羊たちもつかず離れずで、マッターホルンを背景に写真をたくさん撮らせてくれた。

スリリングなハイキングコース

 さて、しばらく登るとがけの上を歩くようなスリリングなトレイルになってきた。家内は私が羊撮影に夢中になっている間に先を歩いている。崖に金属製の歩道ができていたりして道はよく整備されている。しかし、少し間違えば足を踏み外して怖い目をするような箇所がいくつもあった。
 スリリングであるだけでなく、3000mを超える高地の登坂は大変である。しかし、それを上回る景色の良さがあり、爽快感が何とも言えない。「地球の歩き方」の技術3体力3とある場所に、登山の経験もなく体力もない私たちが耐え、何とかヒュッテに到着した。

ヒュッテ到着

4478 ヒュッテではトマトスープとハイネケンを飲み、疲れを癒した。ヒュッテは本当にマッターホルンが近い。マッターホルンを土台の裾野と、頂上を頂点とする三角形の岩とに分類したら、後者の際にあるのがこのヒュッテである。そして、ここから見えるのは巨大な三角形の岩山のみである。

 ヒュッテの先には、マッターホルン山頂を目指す登山家が最初によじ登る岩がある。その最初の赤いロープがある場所まで歩いて行った。その場所にはキリスト教の聖母像や何らかの文字が刻まれた銘板が貼ってあった。

 ヘルンリ・ヒュッテは標高3260m。山頂まであと 1218m。ヒュッテ近くに滞在する時間だけでも、何組かの登山家が登りはじめ、また降りてきた。よくもまあ、こんな垂直な崖をロープだけで上り下りできるものだ。

 登頂して降りてきた日本人と話をしたが、登るよりも降りる方が怖くて時間がかかったとのこと。彼らは、天気が悪くて数日登頂を待ったそうである。我々がグリンデルワルドで雨にあったのと同じ時期である。

【ツェルマットZermatt泊】 (アレックス Hotel Alex)

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