モンブラン
Mont Blanc

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朝8時 乗り場には行列 駅舎内 ロープウェイが降りてきた
すし詰め状態で写真が撮れない ロープウェイの中間の駅より 一度乗り換える
山頂駅のトンネル 山頂駅からの風景 急斜面を下る
みんなで降りても怖いと思うが・・・ 展望台は後で行くことにする 絶えず誰かが降りていた
さすがに氷柱が ラッキーなことに案内板の写真よりクリアな視界 マッターホルンも見えた 直線距離は約60km
モンブラン山頂方向 少しズームレンズで近づく さらに望遠域までズーミング
尾根の上を歩いている 駅は岩をくりぬいて出来ている シースルーの階段は迫力ある
モンブラン・デュ・タキュル乗り場 Mont Blanc du Tacul 間近のクライマー
あちらでもこちらでも見かける 眼下のクライマー 影はモンブラン・デュ・タキュルのゴンドラ
背景はエギーユ・デゥ・ミディ Aiguille du Midi 3842m 人の大きさからゴンドラの高さがわかる
山頂から右下にきれいに雪が積もっている 山頂にヒュッテ 雪原の向こうの岩山群
移動にともない同じ山も刻々と姿を変える 対向のゴンドラ

眼下の雄大な氷河

乗り換え時に何度か停止する 尖った山が多い 落石跡
笑っているようで家内はあまりの高さに怖がっている 眼下のテント 雪の直線の稜線がきれい
やっとエルブロンネ Helbronner  3462m に到着 流れる雲も美しかった 展望台越しの山々
アンテナ とにかく風が強くて寒かった イタリア側の村を見下ろす
遙か彼方にマッターホルン Matterhorn 4478m マッターホルン手前はダランデラン Dent d'Herens 4171m ? 月と飛行機雲
向こうは Mont Blanc du Tacul の中継駅 枠内に行きたかったが勇気がなかった ベネディクト16世 (ローマ教皇)も訪れたそうだ
スキーで滑降したら気持ちよさそうだがクレパスが 眼下の建物と遠景 スキーヤーや登山家への注意書き
雪原への通路  
歩くには延々と続く広大な雪原
でも素晴らしい景色 でもきつい斜面の雪山
美しく閑かで歩くには怖そうな雪原と山 登山者の左上の岩に赤いヒュッテか非難小屋 いろいろな高山の隙間からマッターホルンを垣間見る
複雑な稜線 手前の尾根を歩くと命取り エギーユ・デゥ・ミディに返ってきた こんな場所で飛行する命知らずもいる
登山家の気持ちの一分がわかる気がした エギーユ・デゥ・ミディ Aiguille du Midi へのロープウェイとシャモニー Chamonix
下る人ばかりでなく登って来るひともいた モンブラン・デュ・タキュル Mont Blanc du Tacul

雪のトンネル?

登山家を間近にみられる場所 先鋒を見下ろす ピークの近くに一団
その近くにヒュッテ? エギーユ・デゥ・ミディ Aiguille du Midi 3842m
それぞれの展望台から違った景色を満喫できる
きれいな山 稜線も面白い トンネル掘りが好きなのはスイスと同じ
エギーユ・デゥ・ミディ Aiguille du Midi へのエレベータ乗口 エレベータの乗口は富士山と同じ標高 展望台に到着
エギーユ・デゥ・ミディ Aiguille du Midi からのモンブラン
下方の展望台 野鳥は家内のクラッカーを食べなかった 観光地では口が肥えている?
岩山群 遊覧飛行?
岩のピークの下の展望台 垂直の崖にはりつくヒュッテ? シャモニー方向の眺め
シャモニー方向の氷河 氷の部屋 崖を登るクライマー
ロープウェイと平行した閉鎖中のゴンドラ カシミヤとアルパカのショップ 高地は晴れでもシャモニーは曇り
残暑厳しき日本と違い暑くもなく寒くもない シャモニーよさらば 車をあずけていたホテルの前にて

9/1 土 晴れ
1 September 2007




エギーユ・デゥ・ミディ Aiguille du Midi へ

 朝7時前に朝食をとり、8時前にはホテルをチェックアウトした。クルマはエギーユ・デゥ・ミディ Aiguille du Midi 観光が終わるまで無料でホテルの駐車場に駐めさせてくれた。荷物はクルマに積んでおいた。

ロープウェイ

 8時過ぎにエギーユ・デゥ・ミディのロープウェイ乗り場に到着した。すでに順番待ちの列ができている。往復切符を買って列に並んだ。切符はエギーユ・デゥ・ミディまでで、 イタリア領のエルプロンネ Helburonner まではまた別に買わなくてはならなかった。短い時間でピストン運行しているので、乗り場に到着してから20〜30分でロープウェイに乗れた。

 このとき、ロープウェイの山側に乗ってしまったが、景色の奇麗なのは後ろ側(シャモニー側)かも知れない。
 標高の低いところには雲があったが、標高が高くなれば快晴だった。途中、ロープウェイを乗り換えて更にロープウェイで登っていく。とくに終点近くになると勾配は45°を遙かに超えて60°近い勾配であった。

 日本のラッシュアワーの通勤電車を彷彿とさせるようなすし詰めのロープウェイを降りるとモンブランがクリアに見えた。駅近くで景色を眺めるだけでも感動ものである。あたりには、駅を出発するクライマー(ほとんどは登山というより下山)を見た。よくも冠雪の急勾配を歩いて降りられるものである。アイゼンとピッケルを装備して、ヘルメットをかぶっている。そして、一人一人を紐で結んでいるのであるが、滑落すると命はないだろう。

雲一つないクリアな遠望

 遠くに目をやると、モンテローザが見えた。展望台の案内図で確認した。しかもクリアに見える。そして、何とマッターホルンのようなものが見える。ツェルマットで見るマッターホルンとは角度が違うので自信はないがそのような気がする。
 展望台にある写真よりもクリアな視界で一片の雲もなかった。恐らくこんな視界良好なことは希有であるに違いない。昨日までのグリンデルワルド滞在の三泊四日の曇天と雨が嘘みたいである。しかも、一泊しかしないシャモニーでこのような幸運に恵まれたことは嬉しい。

エルブロンネ Helburonner へ

 さて、次はイタリア領のエルプロンネ Helburonner に行った。念のため、というか海外を歩くときは必ずパスポートを携行しているが、やはり不要だった。メルシーからグラッツェに店員の言葉が変わる程度のことである。
 三つのゴンドラが束になって氷河を横断するのは圧巻であった。モンブランはその名のケーキのように丸い雪の山頂であったのが、それが見えなくなり エルプロンネ Helburonner に向かうと崖と尖った岩の姿に変貌する。氷河には無数のクレパスがあり、クライマーたちはそれを避けて標高の高い道を進んでいる。クライマーが多いので、雪には道のようなくぼみができている。

 ゴンドラには小さな窓があって、写真を撮ることができた。行きは家内と二人だけの乗車だったので自由に写真を撮ることができた。しかし、私が動くたびにゴンドラが揺れるので家内が怖がっていた。無理もない。真下の氷河からかなり高い場所に宙づりになっているのであるから。しかも、このゴンドラは客の乗り降りの間は止まってしまうから尚更である。

 エルプロンネ Helburonner 3462m 到着後、展望台に登って、景色をみた。エギーユ・デゥ・ミディ Aiguille du Midi から移動した分だけ近くの山々の表情は大きく変わる。氷河の上を高い高度で移動するだけでなく、乗車中の山々の表情の変化も楽しい。モンテローザやマッターホルンの相対的位置も少し変わった。

 それにしても、風が強く寒い。防寒はしていたが、手や顔が痛いくらいで、帽子はかぶってもかぶっても脱げてしまう。紐がついていてもとばされそう。景色を堪能したあと、雪上の近くに行くことにした。もちろん、装備をしていないので雪面を歩く無謀はしないが、クライマーが外に出る少し手前まで行ってみた。クライマーへの注意書きが書いてある先、雪の少し手前まで行ったがしかられそうなのでそこでやめた。

 再びゴンドラにのり、エギーユ・デゥ・ミディにもどる。ゴンドラの窓であるが、進行方向の左側しか開かない、再び窓を開けて撮影しようとしたが、 同乗したフランス人夫妻が寒そうなので遠慮した。向こうの方からいろいろ話しかけてきた。お互いにどこから来たのか、どれくらいの滞在なのかといったことだけでなく、男性の方がいろいろガイドしてくれた。冬にはこの下をスキーができる。クレパスには雪が積もっているので滑降してゆける。ただしガイドと一緒でなくてはならない。そんな話だった。

エギーユ・デゥ・ミディ Aiguille du Midi 3842m 展望台

 エギーユ・デゥ・ミディに着くと展望台に登った。展望台にはエレベーターで行く。エレベーターには標高が表示されていて、下の標高は3776m!。富士山山頂の標高とまったく同じである。さて、高速のエレベーターで瞬く間に3842m。富士山より高い地面に立つことになった。ここからの景色を堪能したあと、エレベーターを降りて景色を楽しみながら昼食をとった。

ツェルマットに急がなくてはならないのに

 シャモニーに降りてくると午後1時30分。夕刻6時までにツェルマットに行くにはそろそろタイムリミットである。ホテルの駐車場に急ごうとしたら、オリジナルのカシミヤとアルパカのショップのウィンドーを見て家内が入ってしまった。20〜30分はいただろうか。家内はアルパカのショール。私はベストを買った。ユーロ高であるが、同じような素材で、しかもハンドメイドであると、日本の百貨店で買うより安かっただろうし、それなりにセンスの良いデザインであった。細かいところまでデザインに気配りがされていた。応対して下さった女性が自分でデザインして、ハンドメイドで作らせているそうである。

(C)2007 Eisai & Keiko Ishibushi ALL RIGHTS RESERVED


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