シャモニー
|
←Previous |
|
8/31 金 曇りのち晴れ
31 August 2007
グリンデルワルドを出発したのは1時30分くらいだった。6時までにシャモニーに着くことができるのか。でも、焦らずに運転することにした。旅行計画中に地図で距離を計算していた。シャモニーまで約250km。平均速度が60km/hにしても4時間ほどで到着する。
インターラーケン方面に坂を下り、インターラーケン手前で高速道路に乗った。あとは、トゥーン湖の風景を右に見ながら、バーゼルへ。 トゥーン湖はとても広かった。バーゼルではインターチェンジで少し迷った。3回ほど高速を降りて、Uターンした。バーゼルを過ぎてしばらくは工事中で速度が70〜80km/hでのろのろだったが、その他の高速道路は快調に走れた。 マルティニからフランスに向けて峠道にさしかかる。きつい上り坂だったが、登りはじめはブドウ畑であった。ワイン用のブドウ畑だろうか。何回もヨーロッパを走ったがブドウ畑の間近を走るのは初めてである。
20分ほどで坂を登り切ると、カフェがあり冠雪した高山が見えた。どんどん坂を下って、国境があった。二台前のクルマが取り調べを受けていたので、チェックが厳しいのかと思いパスポートを用意して備えたが、国境警備の職員はこちらには何の注意も払わなかったので、前のクルマも私たちのクルマも減速して、職員に目配せをして通過した。他の西欧の国境は減速もなしで通過できるところが多いのに、スイス国境はいちいち停止させられるので意外。
国境を越えるといきなり道が悪くなった。何より狭い。気をつけないと極端に狭い橋もあった。よく、日本でも県境を過ぎると道が悪くなったりするそれと同じである。
何度か、フランス領内の町を通過したが、どれも小さな町。シャモニーではない。
やっとのことで、シャモニーに到着。ホテルの名前と住所はわかっているが、ホテルの地図を準備してくるのを忘れていた。しかし、四つ星のホテルなので中心部から離れていないと推測して、中心部に向かった。丁寧なことに、あちらこちらにホテルの案内板があった。宣伝の看板ではなく、きちんとした規格で、いくつかのホテル名と方向が整然と並んでいた。ほぼ、迷わずにホテルの前に到着した。
シャモニーに着いたのは午後6時過ぎ。夕食には早いのでメインの道路を散策して、エギーユ・デゥ・ミディの乗り場まで行ったりした。ウィンドーショッピングをしながらホテルまで戻り、フランスなのでフランス料理のフルコースをオーダーした。
フランスでのフランス料理
オードブルは感動的な味だった。日本にこんな独創的で素晴らしいフランス料理店はない。しかし、日本のフランス料理店と同じく、魚と肉が出てきたらこんなもんかというレベル。 肉は肉の専門店、魚は魚の専門店が美味しい。いけないのは、最後のデザート。二回に分けて三種類も出てきた。感動的なデザートなら別腹で食べられるけれど、美味しいレストランのわりにデザートがもう一つだった。しかも、コーヒーは別に注文しないと出てこない(西欧はコース・メニューにコーヒー紅茶が含まれていない)。【シャモニー Chamonix泊】(Hotel Mont-Blanc)
(C)2007 Eisai & Keiko Ishibushi ALL RIGHTS RESERVED
←Previous |