ユングラウヨッホ その2
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(Berner Oberland 6/6) |
8/31 金 曇りのち晴れ
31 August 2007
3泊4日の最終日も曇り
朝、低い雲がたれ込めていた。ああ、やっぱり駄目だった。諦めて、荷造りをして最後にベランダで家内の写真を撮ったとき。真っ正面に、雲の穴が開いて シュレックホルンと氷河が見えてきた。だんだん穴が広がってきた。そして、高い標高の部分が見えてきた。そして、そこには日が当たっていた。標高の高いところは晴れているのだ。
予定を変更してユングラウヨッホへ
朝からシャモニーに向けて出発するつもりを、突然変更した。チェックアウトを済ませて、ホテルの方に次のユングフラウ行きは何時の列車か?駐車場はどこに駐めたら良いかなど矢継ぎ早に質問した。
残念ながら次の登山列車は間に合わないので、更に30分も待たなくてはならない。そして、グリンデルワルドの駅の駐車場より、 グルントの駐車場が広くて駅から近くて良いと教えてもらった。
案の定、グルントに着いたとき列車が出発するところだった。二回もユングラウヨッホに登るのは高くつくが、また来ることを考えれば安いものだ。三度目の正直で登山鉄道に乗った。ユングラウヨッホにつくと、いきなり天文台の展望台に行った。素晴らしいパノラマがそこにあった。21年前、そして一昨日に、何も見えなかった恨みを晴らすことができた。 そして、今度は外に出て行きを踏みしめながら標高3454mのパノラマを満喫した。ユングラウにアイガーを十二分に網膜とCCDに焼き付けることができた。あまりに感動したので、ここで時間をかなり費やし てしまった。犬ぞりやスキーもしたかったが時間が無かった。アイスパレスやプラトーテラスを観光することもできなかったが、悔いはない。ともかく、6時までにシャモニーまで移動しなくてはならないのである。 遅くとも 11:45 の列車で下山しなければならなかった。三度目の正直
21年前、そして一昨日。ともにユングラウヨッホは曇って何も見えなかった。しかし、三度目の挑戦でやっと晴れ渡ったユングラウヨッホを体験できた。感激である。
※Grindelwald
はドイツ語の読み方に統一するとグリンデルヴァルトと表記すべきだが、英語読みが一般に流布しているのであえて英語読みにした。
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