グリンデルワルド到着
Grindelwald

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(Berner Oberland 2/6)

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ツヴァイリュチーネン駅近くの踏切 雨のせいか川は凄まじい水しぶきを上げる ホテルの部屋のベランダからアイガー Eiger 3970m を臨む
ヴェッターホルン Wetterhorn 3701m シュレックホルン Schreckhorn 4078m 天候はともかくベランダからの眺めは申し分ない
中心地の喧噪を離れたホテルのベランダは最高 色々装飾されているがピクルス類しか手を付けなかった いろいろ変わったタレ(新感覚で面白い)
ただし牛肉は日本感覚では安物でしかも解凍も不十分 以後、残りの二泊はホテルのレストランでは食べなかった さて、翌朝
朝食 完全に雨なのでユングラウヨッホを諦める 街に降りてきた
どこのホテルもベランダや店先の花が綺麗 子供用の公園
駅 (インターラーケンへ方面のホーム) こちらはユングラウヨッホ方面 日本語観光案内所(駅前の一等地)
 
ホテルの自動紹介システム 空きのあるホテルは緑色ランプ  

8/28 火 晴れのち曇り時々豪雨
28 August 2007


グリンデルワルドへの道

 インターラーケンからグリンデルワルドへの道中 Lutschine 川から水煙が上がっている。家内が温泉か?というくらいで、河畔付近は高さ5〜10mの水煙で覆われていた。どうやら、大雨だったので極端に増水しているのである。橋を渡るときなど、霧の中を走るようなところがあった。ユングラウの山系に降った雨や雪解け水を、よくもまあこんな川幅で間に合うものである。

 道は快適だったが、レンタカーのディーゼル車はどうしてもペースが遅い。普段、ペースの遅いクルマに追いつくことはあっても追いつかれることは少ない私なのに、このクルマはしばしば後ろから追い上げられる。少し焦ったこともあって、遮断機の下りかけている踏切を通過してしまった。

グリンデルワルドGrindelwald着 1034m

 ともかく、グリンデルワルドには到着した。あまりに、日本人がたくさん闊歩しているので辟易とした。かくいう私も日本人なのであるが・・・異国情緒をスポイルする。

 さて、ホテルを探すのにまた迷ってしまった。念のためホテルのホームページの地図や Google Map の拡大地図を印刷してきたにも関わらずである。ふつう田舎のホテルだとまず迷うことはないが、中心部から離れた私たちのホテルはややこしかった。ショートカットしようと走った道は最終的には幅1m以下の人道となってしまって、狭く急な勾配の道をバックすることになった。やがて見つけたホテルの看板通りに走ってホテルの駐車場(実は混雑時のホテルから離れた駐車場)にクルマを停めてホテルを探して歩いたがわからない。そうこうして、何とかホテルについた。6時半である。本当だったら、6時までに到着しないと事前に連絡を入れなければならない時間であるが、ちゃんと予約通り待っていてくれていた。

ホテル キルヒビュール Hotel Kirchbuhl

 このホテルも四つ星なのに、荷物を運ぶボーイがいない。部屋も日程変更をしたので、エコノミーの部屋になっていていた。このことは事前に知っていたが、バスタブの無い部屋なのはがっかりした。トレッキングの筋肉痛を癒すのにもバスタブは欲しい。ただ、アイガーを臨む部屋はリクエストどおりであった。しかも、コーナーの部屋なので、窓とバルコニーが東と南の二方向あって、家内もまあいいじゃないと言った。

 到着が遅く町をブラブラする元気もないので、夕食はホテルでとった。スイス料理のレストランは別の部屋になっていて、郷土料理に期待が高まった。しかし、これはというメニューがなかったし、フォンデゥ・シノワーズもメニューにはなかったので、ミートフォンデュを注文した。

 これは失敗だった。肉は日本人の感覚からすると安物の肉で、しかも解凍が十分でなく、一部凍ったまま。日本の比較的廉価なチェーン店のしゃぶしゃぶでもこんなことはない。ただ、タレは日本の感覚と違い面白かった。タルタルソース、フルーティーなソース、カレー味のソース。日本のしゃぶしゃぶとは違う。そして、食べきれない量だった。

 また、若い女性だから仕方ないが、給使がぎこちなかった。スプーンとフォークで肉やフライドポテトを給使するのに苦労して、結局スプーンだけで給使していた。民族衣装(コスチューム?)の制服が似合うきれいな女性だったので嬉しい方が勝つのではあるが。

 それから、このホテル・・・というよりシャレー Chalet 風の木造ホテルの宿命かも知れないが、そこそこ他室の音が聞こえてくる。声やトイレの音はそんなに漏れて来ないが、上階で歩く音とか物を落としたときの音はそれなりに聞こえてくる。遠慮なしに踵から接地する歩く音、バゲージを横に転かせる音など結構響いた。

【グリンデルワルドGrindelwald泊】(キルヒビュール Hotel Kirchbuhl)


8/29 水 曇り時々雨
29 August 2007


雨で予定変更

当初は

7:15 グリンデルワルド Grindelwald 発(登山鉄道WAB)
8:45 ユングラウヨッホ Jungfraujoch 着3454m
11:15 ユングラウヨッホ Jungfraujoch 発(登山鉄道JB)
11:55 アイガークレーチャー Eigergletcher 着
ハイキング
クライネ・シャイデック Kleine Scheidegg 着 2061m
昼食
14:23 クライネ・シャイデック Kleine Scheidegg 発(登山鉄道WAB)
14:55 ヴェンゲン Wengen 着
16:30 ヴェンゲン Wengen 発(ロープウェイ)
16:35 メンリッヒェン Mannlichen 着2239m
18:10 メンリッヒェン Mannlichen 発(ゴンドラリフト)
18:40 グルント Grund 着
18:54 グルント Grund 発(登山鉄道WAB)
18:58 グリンデルワルド Grindelwald 着

という、地球の歩き方の定番コースを行くつもりが、朝から雷鳴とともに雨が降っている。こんな時に、ユングラウヨッホに行っても何も見えなくて勿体ないし雷が怖い。

グリンデルワルドをぶらぶら

 そこで天候の回復を期待しつつ、グリンデルワルドの中心部に繰り出し、ショッピングや町の雰囲気を楽しむことにした。ついでに、家内が食べたいというトマト入りチーズ・フォンデュの店を探した。地球の歩き方に紹介されるベルビューという店は、そもそも地球の歩き方の指定された地図にも載っていない。目ざとい家内が、途中の Hotel Eiger Grindelwald 2階にある Barry's という店にトマト・フォンデュがあるのを見つけ、今晩の夕食候補とした。(※店名はカード明細と 記憶とHPよりそれらしき店を後日同定)

雲のかからない低高度のハイキングを推薦された

 家内が、ある店で長い時間ショッピングをしている間、駅界隈を確認しておいた。ユングラウヨッホの出発点であるからだ。日本語のインフォメーションに行って、二三質問をしたら丁寧に答えて下さった。たずねたことは、ユングラウヨッホは雷で外に出られなくなる規制は出るのか(そんな規制はないそうだ)、雲のかかっていない標高でどこか観光やトレッキング場所はあるのか?などである。

フィルスト行きゴンドラへ

 推薦されたのはフィルスト行きのゴンドラを Bort で途中下車して歩いてはどうかということだった。ショッピングのつもりだったので、登山装備の杖と帽子が無いが、服装と靴は登山のものだったのでホテルまで帰るのが邪魔くさいのでそのままゴンドラに乗る。

※Grindelwald はドイツ語の読み方に統一するとグリンデルヴァルトと表記すべきだが、英語読みが一般に流布しているのであえて英語読みにした。
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