ルーマニア写真紀行 20 国民の館(Casa Poporului)

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  写真ではわからないが凄い存在感 国民の館の反対側
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向かって右側に入り口 ツアーは予約制 やっと出発  
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    床のタイルも芸が細かい
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トイレ    
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  バルコニーの内側の部屋 バルコニーからの眺め
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平成22年9月1日(水)

最終日

 旅程も現地の最終日を迎えた。この日は夕刻のフライトまでの間、ブカレスト観光。
 チャウシェスクの宮殿たる「国民の館(カーサ・ポポールルイ)」の観光をして、ルーマニア料理のグルメを楽しんだ。

国民の館(カーサ・ポポールルイ)

 ブカレスト市内とは別世界の宮殿だった。ペンタゴンに次ぐ2番目に大きな建造物で観光できるのはその一部のみ。いや、それでも結構時間がかかる。床のタイルの模様、高い天井や柱の彫り物は芸術的で垢抜けている。シャンデリアはその質と量ともに圧巻。電球を換えるだけで大変だろうなといらん心配をしたくなる。古典趣味でもなく、奇をてらったモダニズムもなく、その荘厳さは手放しに素晴らしいと言える。これだけのことができるのは独裁政権だからこそであろう。権力誇示の象徴であろうが、完成前にチャウシェスクは失脚し処刑された。

最後にありつけたルーマニア料理の美食 LOCANTA JARISTEA

 ヨーロッパ15ヶ国旅行をしていて食べ物に不満を持ったことはなかった。あのイギリスでさえもである。ちゃんと下調べをしてレストランを選べば問題はない。しかし、今回のルーマニアは例外であった。ガイドさん任せにしたのが良くなかったか?

 地元料理に地元ワインやビールをオーダーしたのだが、美味しかったのはバイアマーレのホテルレストラン。あとは、スチャバのイタリアンレストランくらい。あとは、美味ではなかった。 味付けや調理の緻密さや完成度が足りない。レストランで料理を残すことなど皆無に近い私が食べ残す場面もあった。飲み干せない 酷いグラス・ワインもあった。

 ともかく、ガイドさんに値段は張っても良いから最後に美味しいルーマニア料理が食べたいとオーダーした。連れて行ってもらったのは LOCANTA JARISTEA というレストラン。

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LOCANTA JARISTEA の店内

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熊料理(フルーツの入ったソースで臭みを消してある)

ワインも料理も美味しかった やっとルーマニア料理に満足ができた

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お札にある人物の肖像画だとか アンティークな真鍮製の会計のカゴも洒落ている  

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