「赤毛のアン」の島へ

プリンスエドワード島旅行記


ケベック 1日目
Quebec City #1

(写真をクリックすると詳細な写真を表示します)

日本で事故が多かったボンバルディア 小さな空港だった 宿泊したファナック
部屋の準備ができるまでテラス・デュフランからのファナックとセント・ローレンス川の景色を楽しんだ
モンモランシー公園 画家が自分の絵を売るトレゾール通り
頻繁に走っている馬車(カレーシュ) 市庁舎(だったと思う) ホーリー・トリニティー教会の祭壇
ホーリー・トリニティー教会のパイプオルガン どの街よりシャッターをどんどん押したくなる街であった
セント・ローレンス川に浮かぶ白いヨット 総督の散歩道 軍事施設?
総督の散歩道からテラス・デュフランに戻った テラス・デュフランは板敷き やはり中心はファナック
絵になるシーンが多くて夢中になって写真を撮った
人気の店は行列ができる(予約必須) ビール醸造所直営のリノックス(L'Inox) 写真はホワイトビール 美味しかった
日没 極端に前傾した像 通りからセント・ローレンス川を臨む
世界各国の街を少なからず歩いたが、こんな綺麗で絵になる街は今までなかった
プチ・シャンプラン地区 だまし絵 フェリー乗り場に向かう道にて
このファナックの写真がベストショットか フェリー船上から撮ったファナック 広角レンズで街全体を撮った
夜9時からの夕食(夜食?)が終わったあと、夜11時頃のセントルイス通り

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2008/8/31 日曜日

 さて、飛行機はモントリオールに向けて飛んだ。空港から北側の海岸線あたりまで行き旋回。名残惜しいプリンスエドワード島の景色を見た。しかし、雲が多く地形から地図上の位置を同定することはできなかった。 コンフェデレーション・ブリッジも見えなかった。ただ、対岸のノヴァ・スコシア州の北岸はよく見えた。モントリオールに近づくと、大河なのか湖なのかわからない水面が沢山見えた。ゴルフ場が沢山あり、ヨットを楽しむシーンが上空からみてとれた。モントリオールからケベック・シティーは飛行機で飛ぶのが邪魔くさいような距離である。機材もボンバルディアのプロペラ機である。そうである。日本で胴体着陸などトラブルが多かった機種である。ともかく、50分ほどのフライトを終えてケベック・シティーへ。

 ケベックの空港は小さくないが地方空港の規模である。荷物受け取りのターンテーブルも二つしかない。内部は観光バスのような人数のボンバルディア。乗客も少ない。預けた荷物もすぐに出てきた。

 タクシーにホテル名を告げて乗車した。ケベック・シティーに近づくと渋滞してきた。とくにサン・ルイ門あたりになると酷い渋滞になった。城壁の中にはいると観光客と馬車と車でごった返していた。こんな賑やかで人口密度(観光客密度)の高い観光地は体験したことがないかも知れない。ケベック・シティーへのタクシーであるが、料金が均一に決められている。32。5ドルだったかと思う。35ドルを払っておつりをチップで渡した。

 ホテルの玄関前もチェックアウトとチェックインの車とタクシーでごった返していた。ボーイも来てもらえず、自分で荷物を運んでチェックインした。名字を告げると、予約を確認してくれた。ホテルに着いたのは3時なのにまだ部屋が用意できていないとのこと。部屋の準備ができると携帯に電話してくれると言われたが電話で英会話するのはたいへんなので4時以後に来ると言った。

 このホテルは大きすぎて客を量産している感じである。前日まで一人一人にきめ細やかな配慮をしてくれるB&Bとは違い、御勝手にどうぞという感じ。ただ、質問やお願い事をするとちゃんと対応はしてくれる。

 4時過ぎまで観光をして、再びチェックインカウンターへ。センター・エレベーターで12階の部屋に向かった。値段のわりに、ただの箱の部屋である。富士山の五合目と同じである。富士山は下から見上げると美しいが、五合目まで登ると景色や雰囲気は半減する。

 気を取り直して観光に出かける。人また人また人で観光どころではないくらいである。人気のレストランには絶えず人が並び、どこのテラスも満員である。この時点で今夕と翌日昼のレストランを予約しておくべきであった。シーズン中、ケベック・シティーの城壁の中や旧市街の食堂で予約なし有名レストランに入れるとは考えるべからず。たとえ、予約時間に観光時間を拘束されても、忙しいランチやディナータイムに予約時間を指定するのは気の毒と考えるのはケベック・シティーにカンしては無意味である。

 サン・ルイ門からシタデルの周囲、「総督の散歩道」を歩いた。結構な距離と高度差である。家内に言わせると"総督"の散歩道ではなく"相当 (総統)"な散歩道である。 テラス・デュフランから眼下の セント・ローレンス川の景色を楽しんだ。眼下の港は軍港のようであるが確認していない。

 写真をとりながら、5時に目当てのル・サン・タムールに行くと予約なしでは駄目だという。ただ、夜9時だったら予約を受けられるという。そこで9時に予約を入れた。 城壁の北側の門ホープ・ゲート( Hope Gate )から城壁の外側を東に向けて歩いた。空腹はケベック・シティー唯一のブルワリー(ビール醸造所直営店)に行った。レッドビール(アルトビールか?)、ライムが添えられたホワイトビール(ヴァイツェンビール)は美味しかったが、当ては乾き物が中心。ポテトフライすらない。結局、ポテトチップスで夕食までの空腹をつないだ。

 プチ・シャンプラン地区を散策したら8時前。夕刻!になった。フェリーで川の上からファナックを中心としたライトアップされたケベック・シティーの景色を楽しむことにした。往復の券を買い、一番上のデッキに登った。幸いここは混んでおらずベンチに座れた。本当にきれいだった。

 フェリーの往復には50分ほどかかる。ケベック・シティーの岸に到着したのは8:50分。レストランに急いだ。斜行エレベーターのフニキュラーに乗り、予約時間を5分過ぎてレストランに到着した。


レッドディアのステーキ(美味!)

 レストランではコースをお願いした。家内は魚料理、私はレッドディアーを注文。レッドディアーはカリブー(トナカイ)の肉かと訊ねると違うと言われた。レッドディアのタルタル (生肉)やステーキが美味しかった。フレンチは高級店であってもオードブルやデザートが美味しくとも、肝心のメインディッシュの肉や魚料理が普通で感動できないことが多い。肉料理ならステーキハウスの方が美味しかったりする。ところが、ここは別である。かなり久しぶりに最初から最後まで美味しいフレンチに遭遇した。また、カナディアンワインの赤を注文したが、これが香りも良く、出しゃばらない程度に香りが強く。邪魔にならない程度にほのかな甘みがある。といってもドライの部類である。そのほのかな甘みをしっかりしめてくれるスパイシーで上品な苦みがしめてくれる。私好みのこのようなワインにであう機会もあまりない。これはウェイターの男性のお薦めだった。会計を見たが、日本で同程度のレストランに入ってそこそこのワインを頼んだと考えればリーズナブルだった。こんな美味しい食事ができて至福である。



8:30 ホテルチェックアウト 
9:00 空港でレンタカー返却
9:30 フライトチェックイン
★AC 7675 Charlottetown 11:00〜11:37 Montreal Trudeau (PQ) 1 hr 37 mn
★AC 8712 Montreal 13:00〜13:49 Jean Lesage, Quebec (YQB) 0 hr 49 mn

ケベック観光

【ケベックQuebec泊 Fairmont Le Chateau Frontenac】
Confirmation # 43629505

時差 シャーロットタウン Charlottetown -12時間(12時間)サマータイム
時差 モントリオールMontreal -13時間(11時間)サマータイム
時差 ケベックQuebecl -13時間(11時間)サマータイム

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