ベルギーとドイツ西部 気ままなビール紀行

はみ出し情報/失敗談

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はみ出し情報

ヒューガルデンじゃ通じない

 これは3年前のドイツ万博の時にベルギー館のレストランで経験したことである。小西酒造風にヒューガルデンと発音したら現地では通じない。そのとき Hoegaarden をウェイトレスはホーガルデンと発音していた。今般もホーガルデンと発音したら通じた。とにかく、オランダ語とフランス語は難しい。

ベルギーの飲酒運転事情

 ベルギーの田舎のレストランでお客を観察していると、老若男女を問わずみんなビールを飲んでいる。そして、杖をついているお爺ちゃんまで老若男女をとわずクルマを運転して店を後にする。ようするに酒気帯び運転である。もし、事故を起こすと大変なことになるのだろうけれど・・・。私もある程度郷にいれば郷に従えということを実行した。

アウトバーンでのドイツ人のクレイジーさ

 アウトバーンといっても中国道や中央道のようなきつい高速コーナーが多い。もちろん見通しがききにくいブラインドコーナーである。そこを200km/h弱のスピードで突っ込んで行くドイツ人を見て呆れた。事故車や故障車があって渋滞があれば最期である。また、200km/hオーバーで巡航していて前輪がバーストすればどうなるのだろう。どちらにしても、彼らに比して私ですら普通人であることを実感する。

英語が通じないのは旧東ドイツ圏だけでない

 最期の3日間はヴィッパーフュートというドイツの田舎にいた。田舎といってもケルンの東北東70〜80kmほどのところである。そこの牧場の真ん中にあるホテルとそのレストランで見事に英語が通じなかった。英語が通じるのは、初老の御大と30代と思われる息子さんだけで、あとのスタッフは中学2年生程度の英語が通じるの女性が一名、その他のスタッフは中1程度の英語力もなかった。


失敗談

ホテルへの道に何回も迷った

 今回、一番気になったのがレンタカーでホテルまで到達することである。都市までレンタカーで到達することはわけないことである。問題は、都市に到達したのちホテルに到着することである。小さな街であれば全く問題ないのであるが、ルクセンブルグやブリュッセルやケルンではかなり迷った。ブリュッセルなど2回目の訪問で同じホテルに泊まったにも関わらず迷った。詳細地図を見ていても、一方通行や歩行者専用道路など交通規制があるとお手上げだ。1時間のロスは覚悟をしなくてはならない。

レンタカーのトランクに積めないスーツケース

 家内も私も一番大きなサイズのスーツケースを持参した。このサイズになると E240 クラスのサルーンのトランクに二つ積めない。一つは後部座席に積むことになった。3人以上で旅行するときはワゴンタイプなど荷物の積載能力の高いレンタカーが必要だろう。

イロ・サクレ地区のレストラン群

 ブリュッセルの悪名高きイロ・サクレ地区のポン引きレストランの被害に遭った。私とて海外旅行でカモにされて悔しい目に遭うのは5年前のインド以来だった。日本でも海外でもポン引きしている店はたいしたことがないと考えるが、今回は迂闊だった。それにしても、こんな悪名高いレストラン群を放置してはならないと思う。

デュッセルドルフ、ケルン、ボンをレンタカーで観光することは非効率

 宿泊したのはケルンであったが、そこからデュッセルドルフとボンを観光するつもりだった。ところが、渋滞やデュッセルドルフ市街で道に迷ったりして時間を浪費した。さらにはアルトビールで有名なシューマッハーの「わんこビール」に酔ってしまってしばらく運転できなかった。結局、ボンは諦めた。とにかく、この三都市を巡るには鉄道が効率的であろう。ビールも飲むし・・・。

ケルンの大聖堂は遠景も圧巻

 ケルンの大聖堂は圧巻である。しかし、私達はこの大聖堂の間近でしか見ることをしなかった。ライン川の対岸から観る大聖堂。少し離れた小高い場所から観る大聖堂。それらの方が大聖堂の凄さを感じる風景であると思う。

ケルンの大聖堂に登りそこねた

 馬鹿と煙は高いところが好き。私は、訪問地に行ったらその土地で一番高いところに登りたがる。しかし、今回はケルンの大聖堂に登らずにケルンをあとにしてしまった。

フランクフルト空港の所用は出国手続き前に

 出国手続きを早々に済ませてレストランに入ろうと思ったら、まともなレストランもなくサンドイッチ程度。ヴァイチェンビールも飲めない。悲しかった。


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