カナディアン・ロッキー旅行記

ロブソン山
Mt.Robeson


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ロブソン山 (手前は観光案内所) 残念ながら雲がかかっている
観光案内所内部 トレイルを歩くかどうか迷う

トレイル入り口の注意書き トレイルの禁止事項などが簡要に書かれている
ロブソン川を渡って右岸を歩く ロブソン川
さあ出発と思ったらカウボーイ 馬の隊列を連れてトレイルを行く 糞を落としながら
数頭が抜け駆けしようとしたが・・・無駄な抵抗だった トレイル入り口の案内板
距離と高度のグラフ トレイル入り口
生水を飲むなとの注意書き(下の看板)
家内はこの注意書きをよまずに飲んでしまった
小型自動車なら十分走れそうな整備された道
キニー湖まではこんな道
流れはやや急 年配者のパーティー
せせらぎを聞きながらのトレッキング 熊に出会わないように左右を注視して歩いた
トレイル越しのロブソン山 歩いているうちに雲が晴れるのを期待したが
苔むした針葉樹林を行く 小さな滝
高山植物か 雨が降り出したが引き返さずにキニー湖へ向かう
キニー湖に到着 初めて左岸に渡る
湖尻の橋からロブソン川下流方向 左はキニー湖畔 右はバーグ湖?
キニー湖 右上はロブソン山が見えるはず カメラが濡れるのを気遣いながらの撮影
水は例によって水色
再び観光案内所の前まで戻って
雨は上がったがロブソン山の雲は晴れない

(C)2005 Eisai Ishibushi ALL RIGHTS RESERVED
DATA: FujiFIlm S3 Pro , Nikon D70 , AF-S DX Zoom Nikkor ED 12〜24mm F4G(IF),
AF-S DX Zoom Nikkor ED 17〜55mm F2.8G(IF) , Ai AF Zoom Nikkor ED 80〜200mm F2.8D

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8/28(日) つづき

ロブソン山のトレイル (Berg Lake Trail)

 さて、ジャスパーに来て落としてはいけない観光地として、マリーン湖のボートクルーズとエンジェル氷河があるが、それらよりもまずロブソン山に向かった。ロッキー山脈の最高峰(3954m)を観ながらトレイルをしたかった。

マリーン湖を諦めたのは・・・

 後から考えると、この選択は間違いだったかも知れない。結果論だが、午前中のジャスパーは晴れていた。、西へ行くほど天気は悪く、降雨があった。晴れているうちに東のマリーン湖のボートクルーズをして、しかるのちにロブソン山に向かうべきだった。もっとも、マリーン湖のボートクルーズは夏期は混雑して予約が必要とあった。予約もなしに日曜日に乗れたかどうかということはある。

 あと、水色をした湖はここまでたくさん観ている。いくつもある湖を観るか、ロブソン山を観ながらトレイルするか・・・やはり私の判断は間違っていなかったかも知れない。わずか数十キロでここまで天候が悪くなるとも想像できなかったことでもあるし・・・。

ジャスパーからロブソン山へ

 ロブソン山は意外と遠かった。到着するとロブソン山の上部は雲に隠れていた。インフォメーション・センターに足を運んだが、キニー湖往復のトレイルを歩くための案内というより、ヘリツアーやバギーなどアクティティーの予約業務をしている雰囲気だった。インフォメーション・センターの駐車場を後にして、トレイルの入口にある駐車場に移動して。トレイルを行く。キニー湖(Kinmey Lake)を目指して歩く。熊と遭遇したくないので、年配者のグループについて行くが、ペースが焦れったいので追い越した。ロブソン川を右手に見ながら、どんどん進んでいく。「地球の歩き方」にはアップダウンが少ないとあったが、それなりのアップダウンはある。ただし、きつい坂道ではない。なにより、クルマ1台がなんとか走れるほどの幅のフラットな地道であるので、足下は楽である。自然という意味ではマイナスであるが・・・。

雨が・・・

 道中、天候が悪化してきて、ついに雨が降ってきた。傘もヤッケも持っていない。カメラバッグが濡れないように、バッグをジャンパーで覆った。大阪梅田のショップで防水と聞いて買ったトレイル用のジャンパーが防水ではなかった。

 何度か引き返そうかと思ったが、命を取られるような場面ではないので、そのまま進んだ。雨に対して完全防備のトレッカーも多い反面、私たちと同じく雨に無防備な観光客もいた。

 キニー湖に到着したときには雨は本降りだった。ロブソン山は麗からその威容を隠している。キニー湖からの帰りに、雨があがった。残念であるが、これはこれで仕方ない。山というのはそういうものだ。

 ロブソン山に関してはヘリツアーやセスナのツアーも考えたが、この天候では欠航したと思う。


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