スーステン峠
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マイエン谷(Meiental)の集落 |
写真ではわかりにくいが標高差のある雄大な滝 |
スーステン峠の道路 |
緑が青かったのはこのあたりまで |
ティトリス Titlis 山方向の高山 |
峠道の周囲の高山は氷河が顔を覗かせる |
ティトリス Titlis 山(3239m)の方向だと思う |
峠の頂上(2259m)を少し越えたあたりに湖と氷河 |
湖尻から流れ下る川 |
標高差のある道路 |
峠道の頂上の方向にも氷河 |
その望遠写真 |
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高山植物が冷たい強風に吹かれていた |
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8/28 火 晴れのち曇り時々豪雨
28 August 2007
ルツェルンか雨の登山鉄道か
ところで、この時点で迷いがあった。ルツェルン観光をするか、峠を通ってブリエンツの登山鉄道を選ぶかである。グリンデルワルドには三連泊なのだが、実質は二日だけ。だからユングラウヨッホとシルトホルンとその界隈のトレッキングでつぶれてしまう。ルツェルン観光をすればブリエンツの登山鉄道は諦めなくてはならない。かといって、今日の荒天だとブリエンツの登山鉄道でロートホルンまで登っても何も見えないかも知れない。それだったら、荒天でもとりあえず観光できるルツェルンにするかである。しかし、晴れと豪雨の取り混ざった天候なので、晴れ間に高山が見える可能性もある。賭に出た。やはり、ブリエンツの蒸気機関車の登山鉄道ははずせない。景色もさることながら、蒸気機関車それそのものも見て体験する価値がある。
どちらの峠を通るか
もうひとつ迷いがあった。フルカ(Furka)峠グリムゼル(Grimsel)峠を通過するか、スーステン(Susten)峠を通過するかである。フルカ峠はヨーロッパの分水嶺としても名高いそうで、ローヌ氷河の間近を通る。しかし、道が狭いとのこと。そして、時間の制約もある。更に、四隅のつかみにくいレンタカーで、ディーゼルで左ハンドルのマニュアルである。スーステン峠を選んだ。
スーステン峠
しかし、このスーステン峠でも十分であった。走り出してしばらくすると、現前にティトリス Titlis 山(3239m)かヒュンフフィンガーシュテッケ Funffingersocke 山あるいはその連山と思われる冠雪した高山が見え、左側に見える滝もすばらしく、氷河も見えた。何度も何度もクルマを停めてシャッターを押した。 帰国後、撮影した高山を同定しようとしたが曇天のため、スーステンホルンSustenhorn(3503m) やティトリス Titlis 山(3239m)すらわからなかった。GPSデータとカメラの方角を記録できるデジカメでないと無理みたい。
峠を越えると、インターラーケンの標識に従って進む。途中から右側に水色をした川が流れている。これはブリエンツ湖に注ぐ。この川の色とブリエンツ湖の湖水の色は同じ水色である。
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