20年前のヨーロッパ写真紀行

エーゲ海クルーズ (ギリシャ)


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Nikomat EL、Nikomat FT2
Ai Nikkor 28mm F3.5、Ai( 改) Nikkor 50mm F1.4、Ai Nikkor 200mm F4
Kodak Ektachrome 、  Nikon COOLSCAN W ED
(C)1986-2005 Eisai Ishibushi ALL RIGHTS RESERVED

昭和61年 (1986) 3月8日(土) <3日目/23日>

 この日はオプショナル・ツアーで「エーゲ海クルーズとシーフードの夕べ」に参加した。ピレウス港から

・イドラ島
・ポロス島
・エギナ島

を訪問したあと、ピレウス港近くで夕食を楽しんだ。

 まず、エーゲ海クルーズである。船に乗り込んで出港してしばらくすると、日本のサザンオールスターの曲がBGMに流れるではないか。日本人観光客が多いし、サザンは海に合うとばかりに、現地のクルーがサービスしてくれたのかも知れない。しかし、異国情緒に浸りたい私達にとっては好ましいものではなかった。

 イドラ島、ポロス島、エギナ島とも素晴らしかった。ただ、19年経った今になって写真を観ても、どの写真がどの島かわからない。恐らく写真の順番にイドラ島、ポロス島、エギナ島である。(^_^;

 昨日は自由行動が怖かったが、この日から(当然であるが)自由に歩き回り写真を撮りまくった。同じく卒業旅行をしている京大生と仲良くなり、旅行が終わるまで行動を共にした。このツアー客であるが、有名大学の学生がほとんどだった。京大が3人いたし、阪大もいた、みんな国公立大学、有名私立大学の学生だった。円高不況の当時であっても就職にことさら困らない方々であった。

 現地にいるといろいろ情報が入ってくる。この3島も素晴らしいが、ミコノス島はもっと凄いらしい。何時かはミコノス島へ・・・19年経った今も実現していない。

  「シーフードの夕べ」であるが、オリーブ油たっぷりの地中海料理である。美味と感じるより、初めての味覚を味わったというところだった。同じレストランに居た別団体の年配の日本人は「こんなのどうにもならん」とこぼしていた。いまでこそ、イタリア料理が流行り、老舗の高級フランス料理店まで南欧風のオリーブ油たっぷりの味付けをするが、当時としては致し方ないところか。


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