ロンドン(London) 1/3

ロンドン到着〜タワーブリッジ(Tower bridge)

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少し高いけれどヒースローエキスプレスで時間を買った
Way out という表示が出口ということを知らなかった(笑)

タクシーでホテルへ (車窓はハイドパーク)
運転手の英国独特の発音が聞き取りにくかった

ホテルの部屋に着くと東方に虹が見えた
眼下はヨットハーバー
18年ぶりに観たタワーブリッジ
前回一番思い出に残ったロンドンの建造物

黄昏時のタワーブリッジのたもとから

この上には登って歩けるそうだが果たせなかった

タワーブリッジからの夜景 (ロンドン塔からCITY方向) 雨に濡れた橋の上

夜も更けてくる

タワーブリッジを見ながらのディナー

クルーザーが通るため跳ね橋が上がった

動画GIF

関空 → ヒースロー空港 → ロンドン

余裕のなかった関空までの道中

 平成16年(2004)3月24日の朝、仕事をすませてから自宅を出発する。ところが、出発前にばたばたする。やはり、海外旅行の朝に仕事を入れるのは無理があるかも知れない。いや、自分のことではない。呑気な子供達の尻を叩くことが不十分だったため出発が遅れたのである。関空行きのリムジンバスを2本乗り遅れた。もし、雨の湾岸線に事故渋滞でもあれば際どいところだった。

ギリギリに到着した関空

 とりあえず、渋滞もなく無事にJALのチェックインができた。ただし、12:00発の国際線の飛行機に対して、10:40に空港に着いたのである。ギリギリ(笑)。早割悟空で座席番号まで記入されたチケットを持っていたので、家族4人の席がバラバラになることもなかった。出国手続きも空いていた。焦ったが、別段問題なく飛行機に乗れた。

往路の飛行機

 JL421 関西国際空港 (KIX) (12:00) ロンドン・ヒースロー国際空港 (LHR) (15:45)
 日本航空なのでスチュワーデスも日本人。異国情緒はないが関空からロンドンまでの直行便は日本航空しかない。ワインを飲んだが機内であまり眠られなかった。よって時差ボケ対策ができなかった。

ロンドン到着

 ヒースロー空港近くまでは予定より早く到着したが、空港が混み合っているのでJL421は上空で左回りに旋回して20分ほど待機していた。ロンドンには4つも空港があるのだから、もう少し考えれば良いのに。
 到着後は何の問題もなかった。入国審査でいろいろ質問されたが、旅行ガイドに書いてある質問パターンの範囲内なので問題なかった。英語もわかりやすい発音で、簡単なやりとりである。18年前もそうだったが、こういう質問をされる入国審査も珍しい。ともかく、家族で観光に来て滞在は1週間ほどであると答えればそれで問題なかった。

空港からロンドンへ

 ロンドンまでの足は、ヒースローエキスプレス、地下鉄、バス、タクシーがある。当初はタクシーでホテルまでと思ったが、時間の一番早いヒースローエキスプレスにした。少し高いがタクシーよりは安く時間もすこぶる速い。ヒースロー空港からパディントン駅は速かったが、そこからタクシーでホテルまで時間がかかった。地下鉄を利用するべきだった。
 今となっては何も問題なかったが、スペインの列車テロがあってまなしに地下鉄を利用するのは怖かったし、大きな荷物を持って家族4人で不案内な地下鉄に乗る気にはなれなかった。
 さて、タクシー選択したのは地下鉄では景色が見えないこともある。明日以降観光するロンドンの雰囲気を少しでも下見したかった意味もあった。タクシーの運転手もサービス精神旺盛で代表的観光地を通過するたび車窓越しの案内をしてくれた。ただし、このイギリス英語は米語に慣れた私にとって聞き取りにくかった。

タワーブリッジ近くの Thistle Tower Hotel へ

 ホテルはテムズ川河畔の、それもタワーブリッジの北詰にある Thistle Tower Hotel にした。建物の外観は古くてきれいでない。始めは落胆したが、タワーブリッジを眺めながら夕食のできるレストラン。黄昏時のタワーブリッジの風景を満喫し何度もシャッターに納められる立地条件は最高だった。タワーブリッジは前回のロンドンで一番印象に残った建造物である。ただ、このホテルは地下鉄の駅まで遠いのが玉に瑕であった。日本からインターネットでメールして家族4人のコネクティング・ルームを予約していた。私ども夫婦にはダブル、子供達にはツインでお誂え向きだった。首都の4つ星ホテルということで二泊するには高かったが目をつむろう。
 部屋はリバービューではなかったのが残念。川側の部屋であればタワーブリッジが目前なのに・・・。予約時にリクエストするべきだった。

 時差は9時間。子供達は夕刻に眠ることは自明であり、イギリス到着初日の本日はタワーブリッジの観光とホテルのレストランから暮れゆくタワーブリッジの夜景を見ながらのディナーだけにした。
 前回、ロンドンに来た18年前の印象は、イギリスには美味しい食べ物はないというものであった。しかし、初日からかなり美味しく個性的な食べ物にありつけた。それはその後の英国の訪問地でも同じで、食べ物はそこそこ美味しかった。それらは御当地の伝統的な料理というより、英国風創作フランス料理だった。
 案の定、子供達はディナーの最中に眠ってしまった。私は、18年ぶりの懐かしい炭酸気の抜けたようなイギリス独特のドラフト・ビールを楽しんだ。ダークとビターを飲りながらモダンなディナーを平らげた。
 このホテルには 10Base-T で客室からインターネットに繋げるサービスがあったが、いくら試しても繋がらなかった。客室の案内にも接続方法書いていない。我々は朝から晩まで観光している。接続は夜になるが、その時フロントに接続方法を訊いても担当者がいないとか・・・。これだけは不満だった。しかし、深夜に閉まっていたビジネスルームを開けて下さり、ノートパソコンをLANに接続させて頂きインターネットを無料で使わせてくれた。などなど、いろいろ親切で真摯な応対を戴いた。これは英国の他のホテルでもいえることだが、スタッフの応対はいつも素晴らしかった。

ディナー中にタワーブリッジが跳ね上がるのを目撃

 ディナーを食べていたときである。何と、タワーブリッジが跳ね上がっているではないか。急いでカメラを担いでレストランの外に出た。動力はどこにあるのだろう、どういう原理で跳ね上がるのだろう。華麗だった。タワーブリッジを跳ね上がらせて通過した船はクルーザーだった。

宿泊

Thistle Tower Hotel


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