プラハ Prague (第2日)


 

旅行2日目の朝、時差ボケで早朝に目が覚める。6時に朝食をとり7時には徒歩で観光に出発。

ヴァーツラフ広場

広場というより広い通りである。宿泊した Ambassador はこの通りに面している。この通りの終点(始点?)には立派な国立博物館と、ヴァーツラフの騎馬像がある。そして、1969年1月の「プラハの春」でソビエト連邦の軍事侵攻に抗議して焼身自殺したヤン・パラフの記念碑がある。また、1989年のビロード革命で市民が集まった場所もこの場所である。朝早くて博物館には入られなかった。516.5カラットのダイヤモンドを観たかった気もするが仕方ない。

国立博物館とヴァーツラフの騎馬像 プラハの春の象徴ヤン・パラフの記念碑

ヴァーツラフの騎馬像からヴァーツラフ広場を臨む

博物館前の像をシルエットにしてもう一枚

国立オペラ劇場

ここの周辺は何故か軍隊が警備していて近づけなかった。戦車が2両に、自動小銃を携行した兵士が何名も警備していた。

国立オペラ劇場は意外と小さい

博物館からオペラ劇場の前を通ってのスナップ
早朝、観光を始めたばかりなのに既に街の雰囲気に感動し我を忘れてシャッターを押していた

プラハ本駅(Praha Hlavni)

なかなか重厚な駅であるが、地下を歩いている限りは普通の駅である。規模もそれほど大きくない。ただ、地上階に行けば歴史を感じさせる威容を観ることができる。ここを訪れた理由は、全行程の乗車券を購入することである。ガイドブックに国内線の窓口は向かって左奥とあったので苦労せずに窓口にたどり着く。幸い窓口はすいている。
英語が通じないことも承知していたので、

2 FEB 2002

1835 Praha Hlavni dp 8:56
  → Ceske Budejovice ar 11:36

prvni trida (一等車のこと)

切符の枚数
プラハ本駅(Praha Hlavni)の掲示板

てな具合に予め箇条書きしてあるメモを用意してチケットを買った。もちろん、時刻表は事前にトーマスクックで調べてあった。
しかし、これでも1枚しか発券してくれなかったりしたし、チケットを確認する段になって・・・チケットの見方をこちらがわからなかったりして4〜5分を要した。旧共産圏で官僚主義の応対かと思ったが、言葉が通じないながらもキチッとした対応をしてくれた。これは他の窓口でも同じであった。

それにしてもチェコの鉄道は安い。そして、何より鉄道の旅は旅情たっぷりである。

共和国広場

さて、ここからプラハ観光のメイン「王の道」である。
プラハ本駅から歩いて500-600mくらいですぐに火薬塔が目に入る。残念ながら11-3月は中に入れない。
隣には、おしゃれなアールヌーボー建築の市民会館の建物がある。

プラハ本駅から共和国広場への道中にて 街のあちらこちらでみかけるトラム
共和国広場からみた火薬塔と市民会館 火薬塔

Celetna通り

旧市街広場に向かって歩いて行くと、道中いろいろなショップがあって楽しかった。開店直後のマリオネットの店ポハートカ(Pohadka)のショーウィンドーが面白くて中に入った。チェコ旅行中、私が見た範囲では一番充実したマリオネットの店だった。ここで、ハリーポッターのマリオネットなどを購入した。

火薬塔の門からCeletna通りを臨む

Celetna通り

マリオネット店のムービー
(ブロードバンド)

マリオネット店のムービー
(64k-128k ISDN)

マリオネット店のムービー
(28.8k-56k Modem)

Real Player Basic

 

マリオネットの店ポハートカ内部 38秒間のビデオ

旧市街広場

オフシーズンで馬車に乗ることができなかった。
ティーン教会、ヤン・フス像(宗教改革)などがあるが、観光のメインは旧市庁舎の天文時計だろう。毎正時に仕掛けが動き出す。

 

旧市庁舎と広場を取りまくの建物 旧市庁舎の正面?から 路上の十字は、
戦に破れたチェコの指導者27名の首が置かれた場所
後ろは聖ミクラーシュ教会
青空に映える旧市庁舎 天文時計 拡大写真はこちらをクリック 600万画素
 

仕掛け時計のムービー
(ブロードバンド)

仕掛け時計のムービー
(64k-128k ISDN)

仕掛け時計のムービー
(28.8k-56k Modem)

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あまりに空が青くてきれいだったのでもう一枚

52秒間のビデオ (意外とあっけない)

旧市街からカレル橋へ

旧市庁舎西の小広場にて カレル通りでみつけた看板

カレル橋

ヴァルタヴァ川(モルダウ川)にかかるプラハ最古の石橋。左右には30の彫像がある。
右岸の橋塔はオフシーズンでも登ることができラッキーだった。

カレル橋右岸の塔より旧市街を臨む カレル橋越しに見るプラハ城

カレル橋全景 カレル橋には30の聖人像がある

プラハ城

カレル橋左岸の門より 聖ミラクーシュ教会?
登城道の階段 階段を登りきった場所の風景
衛兵が護るプラハ城の入口 プラハ城入口の像と大司教宮殿
毎日正午には衛兵交代の儀式 後ろの二人が門前の衛兵交代要員

衛兵交代のムービー
(ブロードバンド)

衛兵交代のムービー
(64k-128k ISDN)

衛兵交代のムービー
(28.8k-56k Modem)

Real Player Basic

 

 

聖ヴィート大聖堂 黄金小路 黄金小路の狭い店内
黒塔付近からカレル橋方面の風景 左記よりも右側のアングル 旧登城道にはたくさんの土産物の露天がある

チェコビール (U Fleku)

ウ・フレクーのシンボル
時計前にて息子と
ウ・フレクーの黒ビールとコースター
黒ビールなのにコクや苦みそして香りがきつ過ぎない
どんどん飲れる

街で見かけた可愛いクルマ

共産政権時代のクルマかな? 120km/hまでのスピードメーター リアの隙間は放熱用のスリット? RRか?

プラハの夜景

プラハは日中だけの景色で満足するにはあまりにもったいない。ライトアップされた歴史的建造物はとても奇麗だ。

旧市庁舎 旧市街広場とティーン教会 ティーン教会

黄昏の風景を撮るはずだった
しかし、時差ボケと飲み過ぎで寝てしまった
家内を助手にジッツォの携帯型三脚を手にして、
プラハの夜景を撮りに出かけた
しかし、なんと寒いこと寒いこと・・・
うまく撮れていないのは寒さで手がかじかんでいたのと
止めどなく流れる鼻水故と理解して頂きたい

Manuse橋よりプラハ城を臨む スメタナ博物館近くからのカレル橋とプラハ城

 

ホテル

プラハの Ambassador というホテルを日本の旅行エージェントから予約していた。家族旅行でもあったので、入国直後ホテルだけは安全のため予約しておいた。

プラハのホテルは高い。オフシーズンでも立地の良いホテルだと一人1万円コースである。そして、このホテル Ambassador は

ガイドブックの見かけはよいが実際の見かけはそんなによくない
しかし部屋の装飾はそれなりに立派でお金がかかっていそう
カジノがあってピンクに頭髪を染めた受付の女性にギョッとした
それは朝食場所とつながっており、徹夜組のカジノの音も聞こえて朝食は少し不快だった
観光の立地はそれなりに良い(旧市街の観光地も新市街のビアホールも歩いて行ける)

といったところ。


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